さて米国株が最強の理由を以前の記事で紹介していきました
本記事はメインと言っても間違いないでしょうマネーマシンの作り方です
バフェット太郎さんはどういう銘柄をどういう理由でマネーマシンに組み入れているのか
解説していきたいと思います
銘柄の選定理由
まず自分のポートフォリオに組み入れるべき銘柄にはそれなりの理由があります
ただ自分の知っている米国の企業に投資するだけではお金持ちにはなれません
長期保有すべき銘柄理由としては大きく2つあります
- 営業キャッシュフローのいいかどうか
- 株主還元に積極的かどうかです
この後紹介されている黄金銘柄も今後どうなっていくのかは誰にもわかりません
もし選定した銘柄が危なくなった時、それでも持ち続けるかどうかの判断する指標として、しっかり学んでおくべきところです。黄金銘柄だけを盲信するのは辞めましょう
それでは詳しく見ていきましょう
永続的で安定したキャッシュフロー
長期保有すべき指標に一つ目に永続的で安定したCFかどうかです
それは地味で目立たない銘柄ですが強固なブランド力、ライバルを寄せ付けない競争優位性があるかどうかです
例えば
コカ・コーラは飲料メーカーでも世界中誰もが知っている飲み物でブランド力があります
あなたが今から新たな飲み物を開発しようとしてもコカ・コーラに勝てる見込みはほぼないといってもいいほど競争優位性、参入障壁があります
このような銘柄は安定したCFが見込めます
株主還元策に積極的かどうか
長期保有すべき指標に2つ目に株主還元策に積極的かどうかです
上記のような安定したCFを稼いでいようとも会社に利益を貯め込むような銘柄は避けるべきです
我々の目標はリターンの最大化であるので配当を再投資できなければ、マネーマシンを作ることができません
なので会社の利益の多くを株主へ配当している銘柄へ投資すべきです
例えば配当性向(利益のどのくらいを配当金として還元しているか)を見るとわかると思います
ただ高すぎても減配するリスクもあるので高すぎず低すぎずといったバランスを考慮した方がいいです
マネーマシンの作り方
それでは実際にマネーマシンを作っていきましょう
マネーマシンの作り方には3段階あります
- 銘柄数の決定
- 景気循環別銘柄数の決定
- 個別銘柄の決定
これらの段階に沿って自分のポートフォリオをデザインしていきます
1.銘柄数の決定
まず最初に銘柄数の決定します
銘柄数は8~16銘柄が最適だといいます
理由としては
少なすぎるとリスクが大きくなり、多すぎると管理しづらくなるからです
たしかに1銘柄しか持っていない場合、50%暴落したら自分の資産も50%暴落してしまいます。逆に10銘柄保有していれば1銘柄が暴落しても自分の資産に与える影響は5%でリスクは減ります
多すぎる場合、例えば100銘柄にしていると購入するとき10銘柄くらい一気に購入すると思いますが、購入手数料が増えてしまうし購入することが面倒ですよね
なので「大体10銘柄にしよう」と決定するだけです
2.景気循環別銘柄数の決定
次に景気循環別銘柄数を決めます
個別銘柄にはそれぞれセクター(業種)というものがあり、
例えば
- コカ・コーラは飲料水メーカー
- マクドナルドは小売
のように分類できます
それをセクターごとに別け銘柄数を決めます。なぜセクターを別ける必要があるかと言えば
基本的に同じセクターの株価は同じように推移するので
すべて同じセクターにした場合、暴落時に自分のポートフォリオは一気に暴落します
そうならないためにもセクターを分散しておくことが必要です
それぞれのセクターには景気局面ごとに強い銘柄、弱い銘柄があります
- 回復 … ハイテク、金融
- 好況 … 資本財、一般消費財、サービス、素材
- 後退 … エネルギー
- 不況 … 生活必需品、ヘルスケア、通信、公益
この4パターンから”回復2好況2後退2不況4”のようにフォーメーションを決めます
どの景気局面に強くしたいかは自由です
ちなみにバフェット太郎さんは”回復1好況1後退1不況7”で不況時に強いポートフォリオにしているそうです
3.個別銘柄の決定
さて本題である銘柄選定ですが
どれも競争優位性の高いビジネス銘柄であり今後も長期的保有が見込まれるものです
あとは黄金銘柄の中から選ぶだけです
ただしあくまでも推奨銘柄というだけなので完ぺきではありません
永久に保有できるかどうかは今後の環境の変化に対応する必要があります
以下バフェット太郎さんの言う黄金銘柄30選です
- Apple [AAPL]
- Microsoft [MSFT]
- インテル [INTC]
- IBM [IBM]
- ウェルズ・ファーゴ [WFC]
- USバンコーブ [USB]
- プロクター&ギャンブル [PG]
- コカ・コーラ [KO]
- ペプシコ [PEP]
- フィリップモリス・インターナショナル [PM]
- アルトリア・グループ [MO]
- ウォルマート [WMT]
- コルゲート・パリモリーヴ [CL]
- モンデリーズ・インターナショナル [MCLZ]
- クラフト・ハインツ [KHC]
- サザン [SO]
- スリーエム [MMM]
- ユニオンプァシフィック [UNP]
- キャタピラー [CAT]
- エマソン・エレクトリック [EMR]
- ホームデポ [HD]
- マクドナルド [MCD]
- エクソン・モービル [XOM]
- シェブロン [CVX]
- ジョンソンエンドジョンソン [JNJ]
- アッヴィ[ABBV]
- アムジェン [AMGN]
- アボット・ラボラトリーズ [ABT]
- AT&T [T]
- ベライゾン・コミュニケーションズ [VZ]
まとめ
この本の軸となるマネーマシンの作り方を紹介してきました
マネーマシンは米国の高配当な10銘柄に景気循環別にセクター比率を自由に決め
あとはバフェット太郎さんの言う黄金銘柄から選ぶのみです
簡単で夢がありますね
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