エッセンシャル思考 -17章 前進

本の要約

今回の記事では前進についてまとめていきたいと思います

前進とは前に一歩ずつ進んでいくことですが

なぜエッセンシャル思考の行ううえで前進が必要となるのでしょうか

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小さな成功を積み重ねる

我々は目標を達成するためには努力をします

朝早く起きて勉強したり、仕事がうまくいかないときは方法を変えてみたりします

ただその努力は結果が伴うことは約束されていません

時には朝早く起きてもテストの点数は保証されません

仕事だって余計にうまくいかなくなることもあります

そこで著者は小さな成功の積み重ねが大事だといいます

理由は我々には前進している感覚が必要だからです

我々の心はいくら壮大な夢だろうが実感が伴わないと折れてしまうからです

こういう経験はありませんか

子供の頃、将来の夢はプロ野球、サッカー選手になりたいと思ったかもしれないですが

いざ練習して一所懸命にボールの投げたり、蹴ったりしても試合で思うようなプレーができなかったら

”あれ、才能ないのかな”と思いますよね

そのくらい前進している感覚がないと挫折してしまいます

前進する方法

そこで著者は前進する方法目標設定のしかたについて

3つの方法を提示してくれています

  1. 最小限の進歩
  2. 早く小さく始める
  3. 進歩は目に見えるように
最小限の進歩

最初の方法は最小限の進歩

重要なことをやり遂げ一歩ずつ進むためも小さなゴールを決めるといいでしょう

区切り区切りで進めていき一つ成功したら次のステップ

その次もできたらそのまた次のステップ…というように

ゆっくりながらも着実にゴールへと突き進むことができます

ポケモンの冒険のように着実に強くなるために途中にジムリーダーなるボスがたくさんいます

相手を倒すことで強くなりながらも、最後の目標の達成に向かっていくことができます

早く小さく始める

次に目標に向かう際に2つのアプローチがあるといいます

  1. 遅く大きく始める
  2. 早く小さく始める

遅く大きく始めることは最後に本気を出して終わらせる方法

早く小さく始めることは早く着手し負担を軽減する方法です

著者は後者の方が圧倒的に良いとしています

誰もが”夏休みの宿題を早く始めればいいこと”は分かってはいるんですが、ね…

進歩は目に見えるように

最後の方法はシンプルですが進歩は目に見えるようにするということです

進歩を視覚的にとらえることができれば

だんだんゴールに近づいていることがわかり、うれしくなり楽しくなるといいます

例えば

仕事の日報を書く時でもプロジェクトの進捗割合を書いて達成感を感じたり

50m走の記録を毎日計測して自分の成長過程を楽しんだりして

満足感を大事にしましょう

まとめ

我々に進歩している実感がないと続かないものです

できるだけ続けるためにも進歩はシンプルにわかりやすく設定しましょう

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