エッセンシャル思考 -18章 習慣

本の要約

いつもおこなう習慣はありますか?その習慣はなんですか?

いつもの習慣にはいいもの悪いものもありますが習慣にはとても強い効果といいます

うまく使えばエッセンシャル思考になれるし、

間違って使えば非エッセンシャル思考になってしまうほど効果大です

今回の記事では習慣になぜ強い効果があるのか、どのように習慣をコントロールするのかについて

説明していきたいと思います

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習慣の力

習慣は決まった手順を追っていく作業であり、無意識のうちに行動しています

この無意識さがパフォーマンスを上げてくれるといいます

例えば

アスリートがなぜ本番の大舞台で最高のパフォーマンスを出せるかといえば

毎日の練習を習慣化しているからです

練習で同じ動き、同じ演技、同じ呼吸、同じ緊張感を習慣にすることによって

ただ同じことを本番で行うだけで無意識に最高のパフォーマンスができてしまう

極めてシンプルながらも強烈な力です

ちなみに私も受験生のときはテストの科目、時間を本番と同じように設定して勉強していました

その時は習慣化することを知らなかったですが、

結果はなんとか合格することができました

正しい習慣

正しい習慣にはメリットが大きく2つあります

  1. 無意識に高いパフォーマンスを出せること
  2. 習慣化することで今まで使っていた脳の領域を別のことに使えるようになること
高いパフォーマンス

先ほども述べさせていただきましたが

無意識にこそ強力なパフォーマンスの原動力となります

脳の領域を別のことに使える

習慣化することで脳は無意識に行動を起こすようになります

それは今まで意識していたことが無意識になるということで

意識することに使っていた脳が使う必要がなくなる他のことに使えることにつながります

例えば

自転車に乗れなかった頃は乗っても転ばないように必死になって何度も何度も練習しました

しかし一度自転車に乗れるようになったら(習慣化できたら)

”転ばないように”と意識しながら自転車を漕いだりしませんよね!?

意識しないぶん、道のりを考えたり危険な道を避けたりすることに意識を向けますよね

これを日常生活の中に組入れることに大きなメリットがあると著者は伝えています

正しい習慣をつける方法

これまで正しい習慣の効果について説明したところで

ここで正しい習慣のつけ方について説明したいと思います

正しい習慣をつける方法として著者は大きく4つの方法を示しています

  1. トリガーを知る
  2. 難しいことから
  3. 曜日ごとに変える
  4. ひとつずつ
トリガーを知る 

まず一つ目にトリガーを知ることです

そもそもトリガーの由来は銃の引金のことで、引金を引くことによって弾は飛んでいきます

つまり何かを自動的に引き起こす行動のことをいいます

例えば

家に帰ってきてテレビの電源をつける とか

電車に乗ったら携帯でニュースをみる とか

これらのように無意識的に行っている習慣はありませんか

トリガーを知ったところで次にトリガーを変えてみることです

例のような習慣を断ち切るには逆に有意義な行動に変えるのです

家に帰ってきて掃除をする

電車に乗って本を読む

これらのように少しの変化が習慣化する簡単な方法だといいます

難しいことから

正しい習慣をつける方法の二つ目は難しいことから取り組むことです

私たちは朝、目覚ましが鳴ってもなかなか起きられないように

常に楽な方、簡単な方に流されてしまう傾向にあります

なので意識的に難しいことから行うようにします

それで一日のスケジュールを立てやすくなり、決められたレールに沿って行動するだけです

規律を守り利益を追求する方法が楽に成功できるといいます

曜日ごとに変える

毎日同じ習慣を行っているとどうしても単調で退屈してしまいます

なので曜日ごとの習慣を作るとよいといいます

曜日ごとに変えることで小さな変化によって飽きはなくなることでしょう

ひとつずつ

習慣を変えるにもいっぺんに変えるのは良くないといいます

まずは一つずつ変えていき、その習慣が身についたら次の習慣を…

というように焦らずにゆっくりを習慣を身に着けるといいでしょう

まとめ

習慣の力はとても強いです

悪い習慣を良い習慣にするにはトリガーを知り、トリガーを変えること

無意識に良い習慣が身に付きます

私は練習は本番のように、本番は練習のように という言葉が身に染みました

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