エッセンシャル思考 -2章 選択

本の要約

皆さんは選択をしていますか?

エッセンシャル思考の人にとって選択というのは

最初の重要なキーワードとなってきます

そもそもこの著書でいう選択とは

ここでいう選択とはどのような行為なのでしょうか

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選ぶこととは

エッセンシャル思考の人にとっての選択とは

  • 選択は行動
  • 与えられる物でなく、つかみにいくもの

とされています詳しく見ていきましょう

選択は行動

著者はここで言う選択は

頭ごなしで考えるものでなく

行動することであるとしています

与えられ物でなくつかみにいくもの

選択とは他人(親や教師あるいは友人)から

ああしなさい、こうしないさいと言われして行うことでなく

自らが選択を行っていることが重要であると言っています

具体例

Bさんは英国に住む男子学生でした

小さいころから英才教育を受けて勉強のできた彼は

つぶしが利くからという理由でロースクール(法律を学ぶ学校)に通っており

また時間のある時には経営についてなんとなく学んでおりました

ある時、友人から結婚式の招待を受け

パーティーで様々な人と会話する中で

教育関係者たちと話しているうちに

教育について関心を持ち

ある人には「もしアメリカに来てくれたら力を貸してほしい」と言われ

そこで彼は目覚めました

自分が本当にしたいことはなんだ

と自問自答しました

その瞬間に彼は決断し、ロースクールを辞め

すぐにイギリスを発ちアメリカにいたそうです

考察

彼のように選択することをしなければ

自分から進んで何かしようという気にはならず

ただ漠然と人生を歩いていたことでしょう

彼は自分のしたいことに目を向けたこと(選択したこと)で

自分のやりたいことに一歩近づくことができました

また著者は

外的側面(どんな選択肢があるか探す)のではなく

内的側面(どれを選ぶのか) かが重要であると言っています

なぜ選択できないのか

とはいっても人はなぜ選択することをしないのでしょうか

理由は以下になります

  • しかないと思い込んでいる
  • 仕方なく選んでいる
  • 選ぶことは難しい

例えばこんなことはありませんか

自分の将来は医者になることしかないと思い込んでいる

自分の偏差値はこのぐらいだからこの高校を仕方なく選んでいる

明日遊びに行きたいけど、どこがいいか選べない

こんな日常が身の回りにあふれていませんか!?

具体例 -犬の実験-

犬を使った電気ショックの実験で

ある床をを踏むと電気ショックが止まる仕組みの実験でした

まずグループに分けます

  1. 電気ショックあり 床を踏むと止まる 
  2. 電気ショックあり 床を踏んでも止らない 
  3. 電気ショックなし

この感覚を犬に覚えさせてから次の実験を行います

次は電気ショックはありますが壁を乗り越えると

電気ショックのない場所へ移れる仕組みでした

このとき1と3のグループは壁を乗り越えましたが

2のグループは壁を乗り越えようとしませんでした

考察

つまり何が言いたいかというと

どうしようもないと思い込んでいると

選択することをあきらめてしまいます

探せば逃げ道(より良い方法)を見つけられるのに

経験や思い込みがいかに役に立たないかがわかりましたね!!

解決策

著者は”自ら進んで選択することさもないと他人の人生を歩むことになる”と説いています

具体的な解決策としては

  • なんとなくではなく、選択すること
  • 経験など選択の前では通用しない
  • あれもこれも手を出すのではなく、的を一本に絞ること

以上を参考にしてみて下さい

まとめ

エッセンシャル思考となるための最初の一歩

  • 選択は行動
  • 与えられる物でなく自らつかみにいくもの

他人に振り回されない自分の強い意志を持った人になりましょう

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