こんにちはTOMです
今回はトレードオフの考え方について紹介していきたいと思います!
トレードオフの考え方ができないときっと損してしまうでしょう、ぜひ知っておくべき知識です
・トレードオフとは
・トレードオフできないとどうなる
トレードオフとは
トレードオフとはあまり聞きなれない英語ですがどういう意味かご存じでしょうか!?
トレードオフ:何かを得ることでその代わり別のものは失うこと
Wikipedia
日本語で言えば一得一失になるでしょう
例えば
Aさんとデート行くからBさんとはいけない とか
息子の誕生日だから今日は仕事を休む とか
日常でもよく遭遇していますね
これがまた大事な日にこそダブルブッキングしてしまったりして
自分が2人いたらなぁとか思いませんか!?(あるある)
何かを選ぶことは何かを捨てること
エッセンシャル思考でいうトレードオフとは
何かを選ぶことは何かを捨てることであり
2章 -選択- でもあったように選ぶときは自分自身の意思で選択しなければなりません
そして同時にもう一方を捨てなければいけません
具体例
S&P500指数(アメリカの主要な会社500社)のなかで
過去最もで利益を出した会社をご存じでしょうか?
その会社はサウスウエスト航空です。航空業界は(ランニングコストが高いため)利益の出づらい業界ともいわれていますが
それでもなぜ過去最高をたたき出したのでしょうか
サウスウエスト航空は他社に先駆けて
①2都市間のポイントtoポイント路線にこだわり②機内食を出さないこと、③自由席を導入したことを選択したからです
それがなぜ人気になったかというと
人々のニーズは手厚い機内サービスを受けることではなく
安価で単純な乗り物として利用したいというニーズがあったからです
トレードオフしないと
筆者曰くトレードオフしない場合は失敗が多くなり、損失が大きくなるといいます
サウスウエスト航空と並んで同じようなサービスを行おうとした
コンチネンタル航空がありました
コンチネンタル航空は①既存のサービスを重視した運航と②サービスをできるだけ省略したポイントtoポイントの運航
両者の両立を目指しましたが相容れない戦略を両立させようした結果、徐々に競争力を失っていき
サウスウエスト航空と競争に負けてしまい莫大な損失を被ることとなりました
コンチネンタル航空の元CEOはこう言い残したそうです
トレードオフを無視しすると、取り返しのつかない損失が待っている
このように選ぶことと捨てることは表裏一体で
著者は優先順位をつけないことは優先しないことと同じであると説いています
エッセンシャル思考の人は自らトレードオフを選ぶ
エッセンシャル思考の人はトレードオフを常に当たり前のこととして受け入れているのです!!
経済学者トーマス・ソエルは
完璧な答えなど存在しない。あるのはトレードオフをだけだ
マネジメントの著者ピーター・ドラッガーは
偉大な企業を作るか、偉大な思想を作るかどちらか一方しかない
と説いています
非エッセンシャル思考はどうすれば両立できるかを考え、どうやればできるか、何をあきらめようかと考えてしまいますが
エッセンシャル思考はどちらにするかを考える、何に全力を注ぐべきかを考える
という少しのマインドチェンジによって人生に大きな差が生まれていくことでしょう!!
まとめ
今回の記事のまとめです
・トレードオフとは、何かを得るのと同時に何かを捨てること
・トレードオフをしないと莫大な損失を被る
・エッセンシャル思考は常にトレードオフで生きている
トレードオフはチャンスです
どちらを選び取るか比較することで本当にやりたい目標を明確にできます
それは一方をあきらめてはしまいますが、
全力を注ぐものを見つける最良の方法です
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