人は話し方が9割 -後編 話し方を変えると人生が変わる-

本の要約

こんにちはTOMです。

前回に引き続き、人は話し方が9割という本の要約をしていきたいと思います。
前回の記事をご覧になっていない方はぜひご覧になってください

今回は話し方を変えると人生が変わるについて説明していきたいと思います

前回の記事でもいったように
・エレベーターで上司と一緒になった時に沈黙が怖い
・好きな人の目の前だとあがり症でうまく話せない
話し方にコンプレックスを持っている人も多くいらっしゃるかと思います

もしも話し方に苦手意識が無くなれば人間関係が変わります
人間関係が変われば嫌いな人とでもうまくコミュニケーション取れるようになります
コミュニケーションが取れることで嫌い人が消えていくのです
そしてきっと今よりも人生がより楽しくなっている思います

ぜひ最後までご覧になってください。それではよろしくお願いいたします。

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嫌われないように話す

話し方を意識するうえで重要なことに好かれる話をすることも大事であることをお伝えしてきましたが、それと同時に嫌われない話し方も同様に意識しなければなりません

嫌われない話し方をするためにまず、嫌わる話し方とはどんなものなのか
例を見てみましょう

嫌われる話し方の特徴

1.4D 「でも」「だって」「どうせ」「ダメ」を多用する人

ここでいう”4D”とは 「でも」「だって」「どうせ」「ダメ」のような否定的な間接詞を多用している人のことを指します。
前回の記事でも言ったように否定的な言葉を使わないつまり肯定する言葉を積極的に使うべきでしょう

あなたと話していてネガティブではなくポジティブな気持ちにさせることを意識しましょう

2.下ネタを多用する

下ネタを誰にでも話してしまうひと結構いますよね。そういった話は面白かったり興味深いのもあるのも確かですが
初対面では決して話さない方がよいとしています
なぜなら下ネタを快く思わない人もいるので避けましょう

もしあなたに下ネタが振られたら、苦笑いで避けるといいといいます

3.まとめる人

話をなんでもまとめたがり、結論を出したがる人も多いですよね
友達と話していて
「それで結局何が言いたいの?」「その話オチはある?」などと言ってしまう人も多いかと思います

しかし誰もが結論を求めているのではないですし、
男性ならまだしも女性は基本的に共感を求めていますので話をまとめたがる行為はやめましょう

4.話を奪う人

自分が話している際に話に割り込んできて話を奪ってしまう人もいますがそうゆう行為もやめましょう
これは多くの人に言えますし、逆に”話が得意だよ”っていう人にも多くいると思います

話を奪われた側の気持ちを考えたことがあるでしょうか
「せっかく話していたのに」「いいとこもっていきやがって」と思っているかもしれません

相手の話はできるだけ最後まで聞いてから自分の話をしましょう

5.馴れ馴れしい人

初対面にもかかわらずあだ名で呼ぼうとするもいますよね?
そういう人はあまり好かれないといいます

あなたの経験から考えてもいきなりあだ名で呼んでくる人は
”面白くてぶっ飛んでいる人”か”めちゃくちゃ失礼なやつ”のどちらかでしょう

無難にするのであれば馴れ馴れしく話しかけるのはやめましょう

6.負け惜しみする人

人間はどうしても他人と比較してしまう生き物のです
なのでいつも自分が優勢になろうとして余計な一言を言ってしまう人がいます

「テストで初めてクラスで3位になれたんだ」
「私は1位取ったことあるけどね」

「うちの会社でやっと昇格できたんだ」
「わたしは経営者になったけどね」

のように相手の出鼻をくじこうとしないでください!
ぜひとも他人の幸せを一緒に喜べるようになりましょう

以上6通り嫌われる言動を紹介してきました。
結局、自分のしたい話をしている人はその場は丸く収まったとしても・・・
いつかは自分の周りから人が消えていってしまいます

ぜひ嫌われるような言動は変えていきましょう!!

肩書きによって話し方を変えない

よくコンビニ店員、タクシー運転手、居酒屋スタッフなどに対して口調が悪い人がよくいます。
逆に上司や肩書きが自分よりも優れている人と話すときは敬語でへりくだった喋り方をする人がいますが、

相手の立場・肩書によって言葉遣いを変えている人は誰からも好かれないと言います

よく女性が嫌いな男性の性格ランキングでも取り上げられていますよね?
・店員に対して敬語が使えない
・店員に向かって激しい口調で文句を言う
あなたの話し方は至る所で見られています。人の真価というものはむしろ日々の行動や言動に現れてます
(神は細部に宿る的な!?)

身分が自分よりも下であったとしても、
年下であったとしても横柄な態度を取ってはいけません
(話し方というよりもむしろ人間性の問題かもしれません)

我々が心がけるべきことは普段から上も下もなく一貫した話し方とすること
そうすることでいつ切り取られたとしても問題となりませんし
人を選ばずに常に同じ態度になり、相手の身分が上だとしても間違えて汚い言葉を使うことは絶対に無くなります

人を動かす話し方

さて最後に人を動かす話す方法についてまとめていきたいと思います

部下を叱るとき
人をほめるとき
言葉の意味を知りたいとき

こういったときにも話し方の重要性が問われます
どういったことを意識すればよいのでしょうか

叱る時は敬意をこめる

皆さんは人を叱るときにどのように叱っていますか?

もちろん叱るなりの理由はありますよね。
・態度が気に食わない
・チンタラしている
・仕事をしない
例を挙げればキリがないです

しかし頭ごなしにあなたの感情次第で叱っていたらそれは間違いです
怒ったり叱ったりする側もそれなりのリスクも伴いますし、近年はパワハラなども注意しつつ叱らないと
叱られる側も賢くなってきています(いつ録音されているかわからないですし…)

ではどうするのか

それは相手の存在を尊重することです

叱るポイントの1つ目が「存在を否定しないこと」です
「あなたがいるからダメだ」
「必要ない」
「意味がない」などです

これらの言葉には愛がないです

言った側は軽々しく言えますが言われた側はとてもインパクトがデカいです
(私も過去何度も言われたことがありますがショックでしたね…)

ぜひともやめていただきたい言葉です

叱るポイントの2つ目が「敬意」です
「いつもはやらないのに今日はどうした」
「君ならやれると思ったが」
「次は期待している」などです

相手の行動に理解を示し相手に寄り添った言葉をかけましょう
ポイントの1つ目とかぶりますが
言われた側がしっかりと存在を認めてもらっていることを再確認できます
”次回から頑張ろう”という意識にもつながります

感謝を忘れない

皆さんは感謝をちゃんと伝えることはできていますか?

感謝の言葉にはコミュニケーションが上手くなる力、運を引き寄せる力があります
著者は感謝を述べれば述べるほど精神衛生上よくなるといいます

先ほどの店員への態度でもあるように無言で立ち去るのではなく
たった一言「ありがとう」といえばいいのです

店員さんにしてみたら感謝を述べる人は全体から比べると少ないと思います
言われた側も気分がいいですし、自分も嫌な気持ちではありません

店員さんに対して
部下や上司に対しても、
毎日食べるご飯も、
普段使っているものに対しても

感謝の心を忘れずにいましょう

(ちなみに私は神社で参拝する時や信号待ちの時に感謝の気持ちを持つようにしています)

感情を読み取る

我々はいままで紹介した様々な方法を実践していくといいと思います

しかいながらこれらを実践するデメリットもあると言います。それは相手の感情の真意をわかって話しているかどうかです

相手の表面上の言葉を紡ぐばかりで、相手の心底の感情に気付けているかどうかです

こう言われたら、こう返すんだ
この言葉は、こういう意味だな

という風にある程度慣れた人がハマりやすいということもあるかと思います
受け取る側はなんかこの人いつもこうだな
機械としゃべっているとかなと思われないようにしなければいけません

例えば付き合っている女性に
「もう連絡してこないで」と言われて本当に連絡しなかったら、
あとで「なんで連絡してこない?」と怒られることも少なくないと思います

言葉の意味を読み取るのではなくその奥の感情を読み取ることは重要であると言っています

究極のスキル

この本の最後として話し方の究極スキルがあります

相手の立場になって考えること相手が自分よりも相手の幸せを優先して考えるです。

相手の立場になって考えるとは
普段は何気なく自分視点からしか物事を考えていない人にとっては面白い考え方です

”あの人になったら自分はどうするか”
”あの人なら何て声を掛けるだろうか”
”あのお客さんは何を買いたいのだろうか?”
”あの人から見える景色はどんなだろうか”という考えを持つことです

つまりは客観的な視点を持つという考え方です
視野が広くなり、相手を思いやることがとても上手になると思います

そして相手の幸せを優先して考えるとは
相手と話す際は相手の幸せを祈ることだといいます

個人的にはさすがにこれはやりすぎだろと思いますが…
しかし心掛けとしてはとても良いことだと思います

やはり相手を思いやることが本書で最も言いたいことであったと思います

まとめ

今回の記事のまとめです

まとめ

嫌われる人の特徴

  • 4Dを言う人
  • 下ネタを言う人
  • まとめる人
  • 話を奪う人
  • なれなれしい
  • 負け惜しみする人

嫌われないように

  • 肩書によって話し方や態度を絶対に変えない
  • 話し方に一貫性を持つ

人を動かす話し方

  • 叱るときは敬意を込める
  • 相手に対する感謝を常に持つ
  • 言葉の意味ではなく感情を読み取ること
  • 話し方は相手への思いやり

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