こんにちはTOMです。
今回は 2023年7月23日(日)に行われる
一級建築士試験 学科試験について 独学で合格した私がどんな感じで当日を過ごしたか
ゆるく語っていこうと思います。
今年受験する方の参考になればよいかなと考えています。
自己紹介
はじめましてTOMと申します。
去年(2020年)初めて一級建築士試験を受験し、見事学科・製図とストレートで合格しました。
学科は独学で行い、製図は資格学校に通いました。
今までの経験をこれからの受験生のために役立てられればと思ったのと
自分の合格体験記の備忘録として、ここに記しています。
いまは本業の建築業をしながら趣味でブログを書いています。
当日の持ち物リスト
当日の最低限の持ち物は
- 受験票
- シャープペン(太め)
- 芯
- 消しゴム(複数)
- 昼飯&飲み物
- 法令集
- 現金
- スマホ・携帯電話
- 身分証明書(必要らしいが使った記憶ない)
特別なものはありませんシンプルに行きましょう
試験時間
建築技術教育普及センターのHPより引用します。
試験前について
試験当日は9時30分から始まるので
30分前までに着けば十分でしょう
私は早く行こうとし8時半くらいに受験の場所の大学に着きましたが、
大学の校門が開いていなかったので
門の前にすごい長い行列ができていました。8時半で200人くらいかな??
なのであまり早くいってもメリットはないかもしれません(大学によって異なると思いますが)
大人数の予備校部隊
駅から大学に向かうまでの距離に資格学校の営業が大人数います。
応援してくれるのはいいですが、独学者にとっては数が多過ぎて少々うざかったです
その日の対策パンフレットを配っています
何が書かれているかはわかりません(私はもらいませんでした)
去年はウェットシートを配っていました。時代ですね
自動販売機、購買が見つからない
大学構内に入り、自分の席を確認してから
まずはトイレの場所を確認しましょう!!
去年受けた大学は圧倒的に大の数が少なかったです。
法規以外の科目は試験中にトイレ休憩も考慮すべきだと思いますが、
法規は時間との戦いですので法規の前は注意しましょう!!
そして飲み物を買ってくることを忘れた私は
飲み物を求め、校内をぐるぐる駆け巡ることになりました。
大学内は一度入ると試験が終わるまで外に出られません!!
「食堂でもやってるかな」と思いましたが、日曜なので全くその気配はなく彷徨いました。
私は何とか自動販売機を見つけることができましたが、
初めて訪れる大学で自動販売機を見つけるのは至難の業なおかつ試験まで時間がありません
みなさんは昼食と飲み物はあらかじめ持参しておきましょう!
試験中について
試験は今までの模試のように解くだけです
いまさら私から言うことは特にありません
ただ本番という緊張との戦いにもなるので気合いをいれて臨みましょう!
必ず行うことは2つだけです。
- 時間いっぱいまで見直しをすること(マークのずれ、ミスがないかチェック)
- 問題用紙に答えを写すこと (自己採点に必要です)
法令集チェック
初めて受験する方は知らないかと思いますが、
建築士試験の少し特殊な場面があります。
それが法令集チェックの時間です。
去年初めて経験しましたが、
試験監督が一人ひとり法令集を手に取り、過剰なメモがないか確認していきます。
私の受験した年はコロナの関係で試験官が手袋をつけてやりづらそうに確認してました。
一人にかける時間は大体30秒ほどで、試験官が全ページ細かく見る時間は正直ないです。
多少であれば過剰なメモもバレないとは思いますが正々堂々戦いましょう!
試験後について
試験が終わるのは18時で長丁場になります
終わったら一斉に下校するので当然混みます。
そしてまた門の前では予備校の営業が今度は解答速報を持ってタカってきます。
もらう人はもらって、いらない人は早く帰りましょう。
どうせ後でネット上でいくらでも見れますのでもらえなくても大丈夫です。
結果速報
試験が終わったら
家に帰ったり、予備校に通っている人は予備校に召集されます。
ここからが本命とも言える自己採点が始まります。
私は総合資格の無料のサービスで
メールで解答を送ると数時間後に合格か不合格か通知されるものを使いました。
他にも日建学院が当日中にYouTubeライブを行っていたりするので、
そこで解答解説を聞くことができます。
私は通知が来るまで心臓がバクバクでした。
複数解の問題もあり得る
試験結果が各社で異なることがあります。
「この問題、S校は1番が答えっていってるのにN校は4番っていってる」
ということが毎年1,2問あります。
正式な解答は9月の一次合格発表までわかりませんが、
そんな時は大体1と4が答えってなります
大船に乗った気分で待ちましょう。
合格点速報
建築士試験の合格点は皆さんも知っている通り、
相対試験であるため毎年合格点が変化します。
受験者のおおよそ20%が合格者になるよう仕組まれています。
合格速報値はその日の夜に出ます。
みなさん一人ひとりの結果をもとに多ければ多いほど正確になっていきます。
せっかくなので各予備校の合格採点サービスは使ってあげましょう!
大体が90点台を目安に推移しています。
参考までに去年の速報値を載せてみます
- 総合資格 91点
- 日建学院 91〜92点
- TAC 90点
実際の合格点は91点
母数などを考慮するとやはり総合資格の信憑性が高めかと思います。
ただ低めに見積もっているので落ちたときのショックは最悪ですが…
各科目の足切り点は
- 計画 11/20
- 環境 11/20
- 法規 16/30
- 構造 16/30
- 施工 13/25
半分以上は必要ということです。たまに相対的に難化した場合は-1点される時があります。ほとんどの場合で上記の足切り点は必要になります。
試験結果速報はこのブログでも紹介できたらと思います。
最後に
今年の一次試験の結果は8月30日までわかりませんが
自己採点で合格した人はすぐに二次試験対策が始まります!!
二次試験の課題は7月21日(金)学科試験の2日前に発表されます。
どんな内容になるかは分かりませんが、二次試験のほうが個人的にはつらかったです
また次の記事で製図試験対策についてまとめていこうと思います。
皆様のリクエストがあれば教えてください
皆さんにも幸あれ!!
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