【一級建築士取得にかかる費用をすべて公開】何にいくらか相場を解説

一級建築士試験

一級建築士でブロガーのTOMです

憧れの一級建築士の取得しようと考えている皆さん一級建築士は国家資格なので将来にわたって仕事には困らず一生涯安泰かもしれません、また会社での昇給や昇進、転職活動でも建築士の資格はかなり有利に働きます。合コンなどではモテるかもしれません!?

いいことばかりのように聞こえますが、一方で建築士資格の取得にかかる費用がどれほどあるのかという心配の声も、、、

そこで今回は一級建築士の取得にかかるお金についてすべて解説していきたいと思います。一般的な相場とケチな私がかけた費用をすべて公開していきたいと思います。

一級建築士とりたいけど、どれくらいのお金がかかるんだろう??

私自身は学科は独学そして製図は資格スクールに入り通学を選択し、なんと見事に一発で合格することができました。またかけた費用もほかの人よりもできる限り抑えながら取得できたと思っています。

私自身の一級建築士の勉強方法については以下の記事を参考にして下さい

一級建築士の勉強法を紹介

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一級建築士取得にかかる費用の相場

それではさっそく、一級建築士を取得するのに必要なおおよその費用をご紹介します。
今回は多くの人が予備校などの資格スクールに通った場合を想定します。予備校によっても値段はまちまちですので、あくまで目安としてご活用ください。

予備校に通った場合の費用相場

項目値段
受験料20,000円
授業料(学科)約900,000円
授業料(製図)約730,000円
登録免許税等90,000円
教育訓練給付金-100,000円
合計1,640,000円

授業料に関しては大手の資格校(総合資格・日建学院)の1年間通学によって合格する王道プランを参考にして設定しました。

もちろんこの他にも資格スクールはたくさんあり、この値段よりも安くなると思うので一般的な例として参考してください。

ただこれだけの金額のお金が単年で失うのと不合格の場合はまた次の年も半分程度の金額が加算されていくので決して安くはありません。

筆者がかけた費用(学科は独学・製図は通学)

項目値段
受験料20,000円
学科にかけた費用10,000円
製図にかけた費用550,000円
登録免許税等90,000円
教育訓練給付金-100,000円
合計570,000円

先ほども申し上げましたが私自身がケチなこともあり、学科を独学で合格できたので通学した場合と比較して半分程度に抑えられました。

これだけ抑えられても個人的にはかなり費用がかかった印象を持ちます。それほど一級建築士の取得にかかる費用は多いということです。

自分の将来の年収が上がるのであれば願ったり叶ったりですが…

次からは費用の内訳を細かく説明していきたいと思います。

なんでそんなお金がかかっているんだろう??

受験料

まず一級建築士の試験を受けるためにかかる受験料があります。受験料の細かい内訳は

項目(受験料)値段
受験料17,000円
事務手数料340円
卒業証明書・指定科目修得単位証明書600円
切手・書留郵便費用約1,000円
合計18,940円

受験料・事務手数料は建築士試験を受験するために必要な費用です。試験を申し込まんなければ何も始まらないので必要な費用です。

卒業証明書・指定科目修得単位証明書は大学や専門学校等で必要な単位を証明するものです。初受験する方は必ず必要なもので、個人の経歴や卒業した大学や専門学校ごとに書式が異なるのでちゃんと建築士試験のHPで確認しましょう!→建築士HP

切手・書留は必要な書類を郵送するので多少の費用を見込みます。

また最近では証明写真ではなく顔写真電子データでよくなったため証明写真代は不要です。

トータル約2万円弱の費用が受験するために必要です。

学科試験費用

つぎに建築士試験を合格するためにはまずは学科(一次)試験の勉強が必要です。学科の勉強にかかる費用の内訳は

学科費用一般的な費用筆者のかけた費用
授業料(税込)869,000~935,000円0円
教材費0円3,080円
模試0円5,000円
筆記用具類3,000円3,000円
合計900,000円10,000円

授業料は学科のみのコースで大手の総合資格と日建学院を参考にして算出しました。学科だけで100万円弱かかるのは驚きですね。(不合格だと翌年も100万円かかる衝撃!!)

教材費は教科書・問題集などを指します。通学する人は授業料に含まれているのでありません。筆者は前年合格した人から譲り受けた教材を使ったため ほとんどタダで勉強できました。独学で合格を目指し教材が手元にない人はメリカリなどで教材だけでも購入するようにしてください。年度が多少違っていても問題は大きく変わることはありません。ぜひとも『一級建築士 教材』で検索してみましょう!

筆者の教材費3080円は建築士法令集です。法令集は毎年アップデートされますので最新のものを用意してください!!購入リンクはこちら→建築基準法法令集

模試も同じく通学する人は授業料に含まれているのでありません。独学で目指す人は総合資格なら無料で3回受けることができ、日建学院では約5,000円程度で受験することが可能です。私は無料の模試を3回・日建学院の模試を一回受けトータル5000円かかりました。

筆記用具類はシャープペン・ノート・消しゴム等の費用を3000円程度見込みました。

したがって学科の勉強には一般的には90万円程度・筆者の場合は1万円程度かかりました。

製図試験費用

つぎに学科試験に合格したらを製図試験の勉強が必要です。製図試験の勉強にかかる費用の内訳は

製図費用一般的な費用筆者のかけた費用
授業料(税込)550,000~682,000円570,000円
教材費0円16,000円
製図・エスキス用紙1,500円1,500円
製図版26,000円0円
シャープペン(製図用)1,300円1,300円
テンプレート1,800円1,800円
三角スケール1,500円0円
三角定規2,640円0円
フリクション(蛍光ペン)1,500円0円
電卓1,500円1,000円
勾配定規2,200円1,000円
製図用ブラシ1,320円110円
道具箱3,320円110円
合計730,000円550,000円

製図の予備校にかかる費用は製図のみのコースで大手の総合資格と日建学院を参考にして算出しました。約50万円強かかります。

筆者も製図は独学だけでは合格が困難だろうと考え、予備校に通学することを決めました。一般的な費用と筆者がかけた費用に差がありますがこれは年々予備校の授業料が値上がりしているためです。(私の授業料は2020年の値段です)

教材費は教科書・問題集などです予備校に通学する人は授業料に含まれます。

筆者の項目にある教材費は「ビリケツHERO’S学園」というエスキスが上達するというテキストをネットで購入しました。買ってよかったかと言われれば満足できたとは言いづらいですが、合格できたため良かったと思います。ご自身でもチェックしてみて下さい→ビリケツHERO’S学園のHP

その他製図道具一覧を表で示した通りで、ひとつひとつは大きい値段ではないですが、必要で細かな出費がとても多いです。大学や専門学生時代に持っていた道具があればそのまま取っておくとよいでしょう。

したがって製図の勉強には一般的には73万円程度・筆者の場合は55万円程度かかりました。

製図道具についてはこちらの記事を参考にしてみて下さい!!

建築士免許登録費用

最後に合格してから私も知りましたが一級建築士の免許を登録するためにお金が必要です。免許登録にかかる費用の内訳は

免許登録費用値段
免許登録税60,000円
申請手数料28,400円
郵便・書留1,000円
証明写真2枚1,000円
住民票等200円
合計90,000円

免許登録税は一級建築士を免許登録するのにかかる税金です国家資格の医師・弁護士免許と同じ免許登録税の中の最高金額6万円(高すぎる)

免許の申請による手数料も3万円弱かかります。

せっかく合格しても約9万円の費用が掛かります。なんともうれしいやら悲しいやら

一般教育訓練給付金

ここまでは取得にかかる費用の紹介でしたが、少しでも資格取得の負担を減らすために国の給付金制度を利用しましょう

項目値段
一般教育訓練給付金-100,000円
合計100,000円

一般教育訓練給付金制度は予備校に通った場合所定のテストに合格し(内容は予備校による)授業料の20%・最大10万円まで国から給付金をもらえる制度です。

一般教育訓練給付金は一級建築士の合格の有無にかかわらずもらえます。ただし3年間で1回までという制約はあるようです。

詳しくは厚生労働省のHPや『教育訓練給付金』で検索してみてください

厚生労働省のHP

まとめ

今回は一級建築士の取得にかかる費用の総額すべて個人的に使った費用も併せて紹介してきました。

項目一般的な費用筆者のかけた費用
受験料20,000円20,000円
授業料(学科)約900,000円10,000円
授業料(製図)約730,000円約550,000円
登録免許税等90,000円90,000円
教育訓練給付金-100,000円-100,000円
合計1,640,000円570,000円

独学は大幅に費用を減らすことは可能ですが、予備校に通ったほうが合格できる可能性は高いと思いますので資金に余裕のある人はぜひ利用してみるとよいでしょう

予備校やWEBスクールもたくさんあり、ブログなども攻略方法を紹介しているのでネットをうまく活用して、費用を抑えてみるのも掛けるお金を減らすコツだと思います。

最終的には自分に合った勉強法を確立して合格を目指してみて下さい!!

以上TOMでした。

学科・製図の授業料を10万円以下

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