人は話し方が9割 ‐前編 話し方が9割

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こんにちはTOMです

突然ですがあなたは話し方がうまくなりたいですか?

仕事や恋愛はたまた家族関係でも人と関わる場面が多くはないでしょうか??
また人間の悩みの大半は人間関係という事実もあります


そんな人間関係を構築するうえでも最も重要とされているコミュニケーション能力

あなたも
「コミュニケーションがうまくとれたらいいなぁ」
「話し方がうまくなりたい」
「人間関係さえうまくいけばいい」

のように考えている人も多くいるのではないでしょうか?

今回の記事では人は話し方が9割という本について紹介していきたいと思います

コミュニケーション、話し方に悩みを持っている人にとって最良の解決方法となる本書を紹介していきたいと思います

この本を読めばあなたの話し方の悩みがきっと解消されることでしょう

まず初めに本書の位置付けとしては身近な人との人間関係を良好にする方法です。
人前でプレゼンをうまく行うことや言葉を巧みに使い人を操るような方法ではありません。
もしそのような方法が知りたいという方には本書はお勧めできませんが、ほとんどの方が”身近な人との関わり”ついて悩むことのほうが多いと思うので参考になるかと思います

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著者・作品

この本の著者は松永茂久さんです

大分県の中津市出身の方で、現在は経営者でありながら講演会、本の執筆、人材育成等に注力しておりいわゆる実業家といわれる人です。この本のほかにも「30代を無駄に生きるな」「20代を無難にいきるな」などの著書があります。詳しくは下記のURLに著書を載せますのでよろしければ見てください

著書一覧:https://www.nagamatsushigehisa.com/books

最近では○○が9割という本も多く出版されているので
今後、同様の本をシリーズ化して紹介していきたいと思います

話のうまくなる方法とは

まず結論として著者は話し方がうまくなる方法とは何なのかを最初に提示しています

話がうまくなる方法というのは「苦手な人との会話を避け、好きな人との話す時間を増やす」ことです

なぜならテクニック等を駆使するよりも好きな人と会話しているだけで自然と話し方は上達していくものですし、苦手な人とのコミュニケーションがうまくならないのはむしろあなたが相手に苦手意識を持ってしまっているからではないでしょうか??

話下手の原因

そもそもなぜ、あなたは話すのが下手だったり、苦手意識を持っているのでしょうか?
おそらく多くの原因は過去にトラウマを持っているからではないでしょうか?

例えば

学校の発表会の時に人前に出ても沈黙してしまい誰かに助けてもらった経験があったり
会社の会議で一度も発言できず終わってしまい、後で厳しく上司に叱られた

のようなことがあったかもしれません

しかしここで大事なことは少しの失敗でへこたれないことです

たった一人から言われたこと、たった一回の失敗で話し方に苦手意識を感じていては勿体無いです。結局、話し方を上達させるには話し方のスキルを身に付けるよりもまずは
あなた自身のメンタルを整えることを優先するべきでしょう。

著者曰く「あの人はそういう人なんだな」と考えて、それ以上もそれ以下もないと割り切りましょう

大半の人は別に何とも思っていないですよ

簡単に話せるコツ

話せるメンタルをつけるためにも、次に誰でも簡単に話せるようになるコツがあります。
これは自分だけでなく会話に参加している人、全員が話しやすくなるコツなのでぜひ参考にしてください

全肯定する

最初のコツは全肯定することです

話している間は相手の話は全て肯定しましょう。
全肯定するれば相手も嫌な気持ちになりません。つまり相手は気持ち良く話すことができ、

自然と会話が盛り上がります

笑顔

続いてのコツは笑顔でうなずくことです

自分が話しているとき聞いている人が無反応の時、あなたはどう思いますか?
うまく話せているか不安になったり、ちゃんと聞いてるか相手に確認してしまいませんか?

逆に聞き手が頷いたり、相槌を打って聞いてくれたらあなたはどう思いますか?
とても話しやすかったと思います

笑顔でうなずくことで相手は話しやすくなります

プラストーク

三つ目のコツはポジティブな話をすることです

人のうわさ話、ねたそねみ、「疲れた、やめたい」のようなマイナスな話は誰にでもある感情でとても話題にしやすく話しやすいですが、
いざ自分が聞き手側になった時、どう対応していいか迷うと思います。

一方でポジティブでプラスになる話をし、気分を高揚させた方がお互いにいい気分になります。
前向きな話は前向きな気持ちを作ります

三大原則

次にこの本書における中心の核となる部分を紹介していきたいと思います

話がうまい人とは下手な人との間には”ちょっとの差”があります。その”ちょっとの差”はこの三原則を抑えているかどうかです

話のうまい人は知っている三原則
  • 誰もが自分が一番大切、自分に一番興味がある
  • 誰もが皆に認めてほしい、わかってほしいと思っている
  • わかってくれる、理解してくれる人が好きである
誰もが自分が一番大切で自分に一番興味がある

あなたが今興味あることは何でしょうか?やはり自分が主体となっていることがほとんどであると思います

誰もが人生というロールプレイングゲームの主人公であり、物事はあなたを中心に動いています

会話の中であってもあなたの話題があれば楽しいですし、周りで自分の噂が立っていれば気になります

あなたとの会話で話の中心が相手であるならば、相手はとても気持ちよく話せていることでしょう

誰もが皆に認めてほしい、わかってほしい

自分に一番興味があるなら同じように自分が認められたいと思うのは必然です

いい大学に入って、いい会社に入って家族に認められたい
試合で活躍したい、仕事で成果を上げ、皆に尊敬されるようになりたい

こうゆう感情も誰にでも存在します。
なぜなら私たちは人間は社会的動物であるので、社会的欲求を満足したいと誰もが思うのです

わかってくれる人、理解してくれる人が好き

そして最後にわかってくれる人が好きということ

恋愛でもあなたを理解してくれなかったり、否定ばかりされていたら気分は良くないです

あなたの好きな人たちを想像してみてください。
周りにいるのはきっとあなたを理解してくれる人しかいないことに気づきませんか?

つまり相手を理解してあげれば自然とあなたを好きになってくれるのです。

これは話し方だけでなく恋愛にも応用できると思います。気になる相手がいればぜひ試してみて下さい

聞き方が9割

先ほどの三大原則を踏まえると話し方上で最も大事なのは聞き方が9割ということになります

この本は話し方が9割と謳っているにも関わらず、話し方ではなく聞き方
一見矛盾しているように聞こえますが、どの話し方本でも紹介されていて本質的なことです。

誰もが自分を知って欲しい、わかって欲しいという感情をもっています

とするのであれば相手をいかに喋らせ相手を理解してあげるか、自分が聞き手に周わり「あなたに興味がありますよ!!」と言わんばかりにアピールすることでいつの間にか話しが上達していると思います。

拡張話術

聞き方が9割であるとわかったら、次に相手の話をいかに引き出すかがポイントになってきます

話の引き出し方の5つのステップを踏むと簡単に引き出せると言います

そのステップとは

感嘆→反復→共感→賞賛→質問の順で行います

感嘆

感嘆というのは相手の放つ言葉に相槌やリアクションをとることです。

ここでのポイントは「!」や「?」を語尾につけるように相槌をとり感情表現を大きくみせることです

反復

反復とは相手の話を繰り返すだけです。よくミラーリングとも例えられます

反復することで相手は話を続けやすくなります

「夏休みBBQに行きました」「BBQいったんですか~?!」
「温泉に行ってきました」「温泉ですか、どこの温泉ですか?」 のように繰り返します

共感

共感とは相手の感情に対して同意することです

ポジティブな感情に対しては「良かったですね」「うれしいですね」
ネガティブな感情に対しては「残念でしたですね」「悲しいですね」 のように相手に寄り添います

賞賛

賞賛とは相手を評価すること

「さすが」「カッコイイ」「かわいい」のようにホメることです

質問

ここでの質問とは相手の話を展開するため、質問をすることです

ポイントは「それで?」「それから?」「どうなったの?」「どう感じたの?」のように話が広がっていくような質問を投げていくことです

また会いたいと思わせる

相手とうまく話せるようになってからは継続して関係性を持ち続けることも大事だと思います。

ここからはまた会いたいと相手に思わせるような会話の仕方を紹介していきたいと思います

ほめ方のコツ

人と話すうえでもやはりホメることは重要な行為の一つとして位置づけています

しかしただホメめればいいというわけではないといいます。
あなたも会うたびに「かわいい!!」や「さすが!」とかを軽々しく連発したりしていませんか?
それだとほめているとは言い難いかもしれません

ではどうするのか

それは心からホメることです

着ている服が変わった時には「その服似合ってるね」だけでなく
「その服いいね夏っぽくていいね!!とても似合ってるよ!!」みたいに
心から出た言葉を大事にしたいです

著者は心からホメるときのポイントを2つ紹介しています

①「やっぱり」

「やっぱり合格すると思ってたよ」
「やっぱり君は最高だよ!」
「あなたに頼んでやっぱりよかった」

「やっぱり」を使うと普段のホメ方がレベルアップしたように相手により強い賞賛を伝えることができます

②つぶやくようにホメる

この方法は相手に面と向かってホメるのではなく、去り際にボソッと独り言のようにホメるのです

あなたも面と向かってホメられるよりも第三者を介してホメられた時の方がうれしく感じませんか?
「○○さん、さっき社長があなたをホメてましたよ」
のようなことを聞いた時は気分は最高潮です

好かれる話をする

あなたは相手と話しているうちに自分の話したいことにシフトしたり、相手が間違ったことを言っていたら正論をかましたくなってしまうことはないでしょうか?

私もよく話を遮ってしまったり、正論かまして”ドヤァ”ってやってしまうことも恥ずかしながらあります。

しかしここでは相手を思いやるためのポイント 正しい話よりも好かれる話をすることです

これは男性によくありがちですが正しい話ばかりしていると自分は正しいと思っているので悪気はないのですが、一方で正論を言われた側はなぜだか否定された気がして嫌な気持ちがします。
さきほど”否定をしない”ことも話すコツであると紹介しました。

よく言われることですが女性は会話に”答え”や”結論”を求めていません。”共感”を求めているのです

例えば

Aさん
Aさん

私この間、ランニングマシン買ったんだよね

Bさん
Bさん

ランニングマシン買ったの?、家で走るより外で走る方がよくない?いくらしたの?

正論なのはわかりますが典型的なダメな例です
この場合は

Aさん
Aさん

私この間、ランニングマシン買ったんだよね

Bさん
Bさん

ランニングマシン!?、いいなぁどんなマシンなの?

のように相手が好きなように、話したいように聞くことがコツです

相手の名前を覚える

コミュニケーションをとるうえで気遣いのできる人はいち早く相手の名前を覚えます。

見たことはあるけれど話したことのない人が、いきなりあなたの名前を呼んだとしたらどう思いますか?
「どうして知っているのだろう」あるいは「私に気があるのかな」など自意識過剰になってしまうこともあるかもしれません

それほど名前を呼ぶことには絶大な効果があるのです

名前は生まれた時から共に生きてきた存在であり、両親の思いが込められ誇り高いものです
ですから相手にとっても大事なものであるということがわかります

呼ばれた側も名前を呼ばれることは大切に扱われいることがわかりますし
あるいは長期間相手と離れていた場合、いざ再会したときに名前を忘れずに覚えていてくれた時はとても親近感が湧くと思います

自己紹介の仕方

やはり誰とでも初対面の印象は良いに越したことはないでしょう。

そこで誰もが初対面で行う自己紹介があります。学生なら初登校日には決まって開催されますし、大学生の就活時の面接でも必ず聞かれることです。

あらゆる場面で行う自己紹介であるからこそ知っていて損することはないでしょう

今回紹介する自己紹介の仕方は3つの順序に従って作っていきます。

①自分史を作る

自分のいままでの経験、知識をまとめ箇条書きで書き出します。

②プロフィールをまとめる

書き出した自分史から少しずつ文章にまとめていきます

③キーワードを絞る

まとめができたらさらに短く簡潔にするために今の自分を表すキーワードを絞ります

自分の思いを乗せた自己紹介ができるようになると思います

④感謝をいう

最後に自己紹介の際に感謝の意を述べることです

感謝を述べる理由は自己紹介をする場を作った人のことを忘れないことになります
感謝を述べることで多くの人の心に自己紹介が響きます

私も本書を参考にして自身の自己紹介を作ってみました
皆さんの参考になれればと思います

~自己紹介~

読者の皆様初めまして、TOM 申します。まずは数多くあるブログのなか、本ブログを読んでいただけたことを光栄に思います。ありがとうございます。 私は普段サラリーマンとして働いておりますが、昨今の副業ブームに乗っかりブログを書きながら本業と副業で生計を立てたいと思い、現在進行形で挑戦中です。本ブログを通して過去の偉人たちの経験を学びそして読者の皆さんに共有できるようになりたいと考えています。今後ともよろしくお願いいたします。

しくじりリスト

さて最後に会話の中でも使える武器はあるに越したことはありません
そこで役に立つのが失敗談ともいえる”しくじりリスト”です

父は政治家、母は弁護士の家庭で将来は官僚になるのが夢、顔はイケメンで背が高い人が目の前にいたら
その人を友達にしたいあるいは彼氏にしたいと思いますか?


「完璧すぎて近づける気がしない」
「住んでる世界が違うんだろうな」 と思う人が大半で友達になろうとはきっと思わないでしょう

逆にいつも身近で完璧とは程遠い人の方が親近感が湧いて友達になれそうではないでしょうか?

ポイントは親近感がある方が仲良くなれることです。そしてその親近感を作るのが失敗談ということです。

著者曰く失敗談は共感を生みだすもので決してあなたの評価を下げるものではなく、むしろ相手に安心感を与えるものであるといいます

最後に私のしくじりリストは・・・

1.好きな女性に告白したら泣きながらフラれた話
2.子供のころ父親だと思って思い切り抱き着いたら違う人だった

笑いは共有して全て笑い飛ばしましょう!!

まとめ

最後にまとめです

まとめ
  • 話が下手なのは過去のトラウマが原因
  • 簡単に話すコツは ①否定しない ②笑顔でうなづく ③プラストーク
  • 話がうまい人は三原則をおさえつつ話している
  • 話すことよりも聞くことを優先すること
  • 拡張話法を使い相手の話を広げていく
  • ホメるときは心からホメること
  • あなた好きな話ではなく相手の好きな話をすること
  • 名前を覚えること
  • 自己紹介をあらかじめ決めておくこと
  • しくじりリストを作ること

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