2022年7月24日(日)に行われた一級建築士学科試験の合格基準点についての記事です。
2022年9月6日(火)に建築技術普及センターより公表されたので総括してきます。
受験したみなさま、お疲れさまでした。
一級建築士学科試験の合格点についてまとめましたので参考にしてみてください。
学科合格基準点(正式発表後)
学科科目それぞれ足切り基準点は以下の通りです。
計画11点
環境11点
法規16点
構造16点
施工13点
例年通りの並みの合格基準点になっている印象です。
総合基準合格点(正式発表後)
各社の合格点は以下の通りです。
総合91点
となりました。各資格校の合格速報値は誤差±1の範囲に収まりました。日建学院は見事的中でした。各校の速報値は参考までに載せておきます。
総合資格 91~92点 誤差+1(7/25 12時時点)
日建学院 91点 (7/24 23時時点)
TAC 90点 誤差-1(7/25 13時時点)
去年よりは易化し、例年通りの並みの合格基準点になっている印象です。
各社のHPを参考にして書いています。
できる限り、ご自身で自己採点サービスなどを通じて確認お願いします。
詳細は各社のHPは下記のリンクから
去年の基準点は参考までに以下の記事で載せています
※これら合格予想値の信憑性については一切責任を負いません。また問い合わせについても一切受け付けておりません
各教科の解答速報
学科Ⅰ 計画
問題 | 解答 |
1 | 3 |
2 | 3 |
3 | 2 |
4 | 2 |
5 | 3 |
6 | 4 |
7 | 4 |
8 | 1 |
9 | 1 |
10 | 2 |
11 | 4 |
12 | 4 |
13 | 4 |
14 | 1 |
15 | 4 |
16 | 3 |
17 | 1 |
18 | 2 |
19 | 3 |
20 | 2 |
学科Ⅱ 環境
問題 | 解答 |
1 | 4 |
2 | 4 |
3 | 3 |
4 | 1 |
5 | 3 |
6 | 1 |
7 | 2 |
8 | 4 |
9 | 1 |
10 | 3 |
11 | 1 |
12 | 2 |
13 | 4 |
14 | 3 |
15 | 4 |
16 | 2 |
17 | 2 |
18 | 3 |
19 | 1 |
20 | 2 |
学科Ⅲ 法規
問題 | 解答 |
1 | 1 |
2 | 4 |
3 | 3 |
4 | 2 |
5 | 4 |
6 | 3 |
7 | 2 |
8 | 2 |
9 | 1 |
10 | 3 |
11 | 4 |
12 | 1 |
13 | 4 |
14 | 4 |
15 | 3 |
16 | 4 |
17 | 3 |
18 | 3 |
19 | 2 |
20 | 3 |
21 | 1 |
22 | 4 |
23 | 2 |
24 | 1 |
25 | 1 |
26 | 2 |
27 | 1 |
28 | 2 |
29 | 2 |
30 | 4 |
学科Ⅳ 構造
問題 | 解答 |
1 | 2 |
2 | 4 |
3 | 3 |
4 | 3 |
5 | 1 |
6 | 4 |
7 | 1 |
8 | 4 |
9 | 2 |
10 | 2 |
11 | 2 |
12 | 2 |
13 | 3 |
14 | 3 |
15 | 4 |
16 | 2 |
17 | 3→1 |
18 | 4 |
19 | 3 |
20 | 2 |
21 | 3 |
22 | 4 |
23 | 1 |
24 | 2 |
25 | 3 |
26 | 4 |
27 | 1 |
28 | 4 |
29 | 3 |
30 | 1 |
学科Ⅴ 施工
問題 | 解答 |
1 | 3 |
2 | 2 |
3 | 4 |
4 | 1 |
5 | 3 |
6 | 2 |
7 | 3 |
8 | 1 |
9 | 4 |
10 | 2 |
11 | 4 |
12 | 4 |
13 | 2 |
14 | 4 |
15 | 3 |
16 | 1 |
17 | 3 |
18 | 2 |
19 | 4 |
20 | 4 |
21 | 2 |
22 | 1 |
23 | 1 |
24 | 1 |
25 | 3 |
以上が学科試験の解答になります。皆さんの結果はいかがだったでしょうか!?
合格者の傾向
学科試験の合格率
学科試験の合格率は21.0%でした。
前年の15.2%に比べ5.8%上昇しています。前年が特に合格率低かったため例年よりやや高めの合格率といった感じです。
学科試験の合格率と製図試験の合格率に相関関係はあまりないと考えられませんので、
個人的な意見として製図試験の合格率は2019年から続く合格率35%程度になると考えられます。
同じ教室で勉強している人は上位3割に位置付けていくことを意識して勉強して下さい。
学科試験の受験者数
実受験者数は30,007人でした。
前年の31,696人に比べやや減少しています。前年は実務経験が受験要件に含まれなくなったため、大学生が卒業直後に受験可能になったことから増加傾向にあり、例年よりやや多めの受験者数にといった感じです。
製図試験について
次の2次(製図)試験は10月9日(日)におこなわれ、いまから約1ヶ月後あります。
去年は学科試験がオリンピックの影響で試験が早まったため、製図の勉強にかける時間は多く取れましたが、今年の製図試験までの時間は比較的少なくなっています。
つまりは前年以前の製図試験で不合格で、すでに製図試験の勉強を始めている人は有利で、今年の学科試験で合格した人は相対的に不利です。
ただ製図試験の課題については7月20日に発表されたばかりなので、本格的なスタートは一緒です。
今年の学科試験で合格した人がネックになるのは作図のスピードです。去年から製図試験の対策をしている人は圧倒的に作図スピードが速いです。その人たちにすぐに追いつく必要があります。
7・8月は作図スピードを上げることに注力していきましょう!!
受験生にとっては長いようでとても短い夏になります。頑張ってください!!
また製図道具についてはこちらの記事を参考にしてみてください。一見の価値はあると思います!!
他にも製図試験についてまとめた記事もありますのでぜひともご覧ください!!
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